生徒が集まる塾チラシ作成のポイントと配布方法

塾を始めたときなど、塾生を集めるためにチラシ配りに精を出している人も多いのではないでしょうか。
チラシは塾の生徒集めに欠かせない宣伝物。
しかし作り方を間違えると、思ったような成果を上げられないことも……。
ここでは、塾におけるチラシの反応率や作り方のポイントについて解説。
またチラシ以外の効果的な広報活動についてもお伝えしますので、入塾者を増やしたいと思っている人は、参考にしてください。

塾のチラシの反応率

塾生集めに効果的なチラシ配り。
しかし思ったより生徒が集まらなかった、ということもあると思います。
ここでは、塾のチラシの反応率について解説。
どのくらいの反応があれば上出来なのか、反応率を上げるにはどうすればいいのかをお伝えしますので、参考にしてください。

1.塾のチラシの反応率

塾のチラシの反応率はどれくらいだといいのでしょうか。
塾によって目標数値は異なりますが、2,500枚程度配布して1件でも問い合わせがあれば、上出来といえるでしょう。
逆に1万枚以上配っても1件程度しか問い合わせが来ない、といった場合は、チラシそのものを見直す必要があります。

しかしこれらの数字は塾の立地などによっても異なるといえます。
というのも学習塾の集客エリアは3キロメートル以内と狭く、その範囲内にどれぐらいの学習塾を必要としている家庭がいるかがまずは焦点となります。

当然のことながら、学習塾は子どものいる家庭でしか必要とされません。
そのため、ファミリー世帯にのみチラシを配布することができれば、反応率そのものは上げられる可能性があります。
したがって、反応率を上げるのであれば、ファミリー世帯のマンションや団地などにポスティングするのが有効です。

また塾の場合、チラシを見て即入塾といったことはめったにありません。
チラシを見て「良さそうだな」と思ったら、一回問い合わせして、体験授業を受け、入塾を決める親御さんがほとんどだと思われます。
そのため、反応率を計算する際は、以下の公式を用いましょう。

塾の反応率の計算方法

反応率(%)=体験授業の申込者数÷チラシの配布枚数×100

2.塾のチラシの反応率が悪い理由

塾のチラシの反応率が悪いときは、まずチラシの作り方を見直してみましょう。
あなたの塾のチラシは大手の塾の真似っこではありませんか?
なんとなく大手塾に雰囲気を似せたチラシを作ったとしても、生徒の心には届きません。

また生徒が欲しいからといって、大きく「塾生募集中!」と書いたからといって、たくさんの生徒が入ってくれるといった期待もしないほうがいいでしょう。

それよりも、どのような生徒に自分の塾のどんな部分をアピールしたいのか。
まず考えることが重要です。

自分の塾の魅力やアピールポイントがいまいち思いつかないときは、そこを再考する必要があります。

高い合格実績を掲載できるといいですが、難しい場合は、保護者の心に響くキャッチコピーを熟考しましょう。
自信のない人は、コピーライティングなどの勉強をしてみるのもいいと思われます。

塾のチラシの作り方のポイント

塾のチラシを作るにはどのような点に気をつければいいのか?
ここでは、チラシ作りのポイントを紹介します。

1.ターゲットをリサーチする

まずは「どのような生徒さんに入塾してもらいたいのか」ターゲットを絞りましょう。
どのような学校に通う生徒さんなのか、どのぐらいのレベルの生徒さんなのか。
一口に「児童」「学生」などといっても、学力・求めるものなどは多種多様です。
大勢いる生徒の中でも、とくに“〇〇な生徒を集めたい!”。
そういったリサーチを行い、その生徒の心に響くチラシ作りをする必要があります。

2.響くキャッチコピーで興味を持たせる

ターゲットが決まったら、ターゲットに響くキャッチコピーを作る必要があります。
キャッチコピーを作成する際、気をつけたいポイントの一つが“役立つ情報”を入れること。
ここに自分たちの塾の強みやセールスポイントを入れられればベストです。

塾のチラシは親御さんが目にすることが多いですが、「役に立たない」と判断されたチラシはすぐさまゴミ箱行きとなってしまいます。
そうではなく、まず全体的に読んでもらうためにも、魅力的なキャッチコピーをつけるようにしましょう。

3.必要性・危機感を持たせる

「入塾したい!」と思わせるには、「塾に入らなければ(または行かせなければ)」といった危機感・必要性を持たせることも重要です。
例えば「あなたのお子さん、このままで大丈夫ですか?」と問いかけられたら、「うちの子、部活ばっかりしていて勉強はほとんどしていないようだけど、本当に進学できるのかしら?」と思うきっかけになるかもしれません。
チラシの文言は、ときに人々に新たな意識を植え付けます。
ぜひ「今すぐ入塾したほうがいいですよ」という意識を持てるようなチラシを作成しましょう。

4.アイキャッチ画像も意識する

チラシを読んでもらうには、アイキャッチ画像も意識しておきたいポイント。
アイキャッチ画像とは、名前のとおり、読者の注目を惹きつけるための画像のこと。
パッと見の印象が良くないと、チラシは読んでもらえません。
アイキャッチ画像は、できるだけ目を引くよう大きめに掲載しましょう。

5.口コミを載せる

どんなに「良い塾です!」と宣伝しても、親御さんたちは「本当かな……?」といった疑念を抱えています。
そんな親御さんたちの疑念を払しょくするのに効果的なのが「口コミ」です。
「塾のおかげで、志望校に合格できました」といった口コミは読者に安心感を与えますし、合格者が身近にいるような人だった場合、より信頼性が増すでしょう。
合格体験記といった、さらに詳述な情報を掲載するのも一つの方法です。

6.具体的な数字で信頼を得る

具体的な成果はできれば数字ではっきり示しましょう。
合格実績などは%(パーセンテージ)や〇〇学校に△人合格、といった数字を掲載することで、より信頼性が高まります。

数字の見せ方も重要。
ぜひともチェックしてもらいたい数字は、大きく分かりやすく書いたほうがいいです。
ほかにも、比較する際は、大きな数字のほうのサイズを大きくするなど、デザインに工夫を入れることで、より数字のインパクトを高められます。

7.地図や営業時間など詳細を掲載

チラシには当然のことながら、塾の営業時間や地図などの詳細情報を記載しましょう。

とくに地図は「どの辺にあるのか」判断してもらうのに欠かせません。
できるだけわかりやすく、どんな人でも分かるような目印を掲載しましょう。

フリーソフトを使って簡単に作成できますので、ぜひとも挑戦してみてください。

塾チラシの配布頻度と時期

では、塾のチラシの効果的な配布時期と頻度はいったいいつぐらいなのでしょうか?
ここでは、塾のチラシの配布頻度・時期についてお伝えします。

1.ポスティング

塾がチラシ配布をする際、ぜひとも行っていただきたいのがポスティング。
ポスティングとは、各戸のポストにチラシを投函すること。

塾の場合、商圏が決まっており、塾のある場所の半径3キロメートル以内にある家庭のお子さんが通うことがとても多いです。
商圏が狭いため、その範囲内に入る人に確実に届けなくてはなりません。
その際、有効なのがポスティングです。

ポスティングは自分たちで行うことも、専門業者に任せることもできます。
業者によっては、反応率を高めるための色々なノウハウを持っているところもあるので利用してみるのもいいでしょう。

2.配布頻度と時期

ポスティングで効果を上げたいのであれば、チラシを1回配って終わりではありません。
チラシの反応率は1回目よりも2回目、3回目のほうが上がってきます。
そのため、とくに開校して間もない塾などは、なるべく頻繁にポスティングするようにしましょう。

配布時期に関しては、まず塾はテスト期間を把握しておく必要があります。
例えば、1学期の中間テスト終わりの5~6月は夏期講習のためのチラシ配布に絶好の時期。
2学期の中間テスト終わりの10~11月も冬期講習に通うことをおすすめするのに最適な時期となっています。

また年を明けてから、「塾に通おう」と考え出す家庭も多いため、年末年始に春期講習や新規生徒募集のチラシを配布するのもいいと思います。

チラシ以外での学習塾の集客方法

チラシ以外に、塾に生徒を呼び込むためのどのような集客方法があるのでしょうか?
ここでは、入塾者を増やすために効果的な方法をお伝えします。

1.看板

塾の看板がパッと目について「あそこの塾に入ろうかな」と思う人もいると思います。
看板のデザインも集客には有効です。
ぜひ看板のデザインにもこだわっていきましょう。

2.口コミ

塾選びの際、インターネット上や近所のママ友たちの口コミを参考にする人はとても多いです。
評判の良い塾に通いたい(または通わせたい)と思うのは当然のことですよね。

ぜひ卒業生などに評判を広めてもらうなど、口コミも積極的に活用していきましょう。
近年はSNSなどでも簡単に拡散できるので、塾生との写真をSNSにアップしてもらい、「この塾に通ってよかった」といったコメントを付けてもらうなどの方法で、口コミを広めることもできます。

3.SNS

多くの若者にアプローチするため、SNSを積極的に活用するのも一つの方法です。
夏期・冬期講習などの募集開始や講師紹介などを、SNSを通じて行ってみるのもいいと思います。

またSNSは生徒や保護者とのコミュニケーションツールとしても有効。

SNSは思いがけない人がチェックしていることもあります。
塾の思想や考えを表に出していったら、有名人などが拡散してくれて知名度がアップする可能性だってないわけではありません。
ぜひ積極的に利用していきましょう。

4.リスティング広告

リスティング広告も塾が活用したい広告手法の一つ。
検索キーワードと連動して表示されるリスティング広告は、ターゲットの絞り込みに効果的。
そのため〇〇エリアの生徒だけ集めたい、といった学習塾に合ったWEB広告といえます。

リスティング広告は、少ない予算で始められ、広告の内容をすぐに変更できます。
そのため、反応率の悪い広告はすぐに削除し、新しい広告へとどんどん変えていけばいいのです。
反応率の高い広告ができたら、一気に予算を投じて、入塾者を増やすことができます。

5.ホームページ制作

ホームページも今時の学習塾においては欠かせません。
ユーザーの求める情報をたくさん掲載してください。
体験授業などを受講する前に、塾のホームページを確認する親御さんは大勢います。

最近は格安でホームページを作れるサービスもたくさんあります。
費用や塾内の様子、講師陣のプロフィール、合格実績などぜひアピールしたいポイントをたくさん掲載してもらえればと思います。

学習塾向けのネット広告の種類と成功させるポイント

こちらの記事では、学習塾の経営者向けのネット広告の種類とそのポイントについて解説しております。

今や学習塾においても、集客に欠かせない広告。
なかでも今時の小中学生などの親御さんはインターネットを使って、我が子に合った塾を探す傾向にあります。
そのため、塾側もそんな親御さんたちに見つけてもらえるような発信をしていかなくてはなりません。

塾経営における広告について興味のある方は、ぜひご覧ください。

学習塾向けのネット広告の種類と成功させるポイント

チラシ配りで、塾生を増やしていこう

塾のチラシについてお伝えしました。
塾のチラシは「労力のわりには効果がない」と思っている人もいるかもしれませんが、作り方などのポイントを抑えていれば、大きな成果を上げてくれます。
それ以外の集客方法と組み合わせて使うことで、さらに効果アップ!
ぜひとも適切なチラシ配りをして、塾生を増やしていきましょう。

冨永教育経営研究所では、学習塾の経営者様に向けて経営・集客のサポートをさせて頂いております。
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